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卒業式や入学式は、お子様の成長を感じる特別な節目。
そんな大切な日に着物をお召しになった方も多いのではないでしょうか。
「久しぶりに着物を着ました」
「やっぱり着物っていいですね」
というお声を多くいただく一方で、式が終わったあとによく聞かれるのが、
「このあとどうすればいいんですか?」
「そのまましまっても大丈夫ですか?」
というご質問です。
実は、着物は“着た後のお手入れ”がとても大切です。
少しの手間で、次に着るときの状態が大きく変わります。
今回は、着物を着た後にやるべきお手入れ方法を分かりやすくご紹介します。
① まずはすぐに脱がずにチェック

式が終わって帰宅したら、すぐに畳んでしまうのはNGです。
まずは軽く全体をチェックしましょう。
・食べこぼしはないか
・ファンデーションや口紅が付いていないか
・裾や袖口に汚れがないか
特に卒業式や入学式は、長時間の着用になるため、気づかないうちに汚れが付いていることもあります。
この段階で確認しておくことで、後の対処がとてもスムーズになります。
② すぐにしまわず「陰干し」が基本

着物は一日着るだけでも、
・汗
・湿気
・体温
を含んでいます。
そのまま収納してしまうと、
カビ
におい
シミ
の原因になることもあります。
そのため、帰宅後は風通しの良い場所で陰干しを行いましょう。
直射日光は色あせの原因になるためNGです。
ハンガーにかけて数時間〜半日程度干すだけでも、
湿気が抜けて状態がぐっと良くなります。
③ 汚れは自己判断せずプロへ

もし汚れを見つけた場合「軽く拭けば大丈夫かな?」と思う方も多いのですが、これは注意が必要です。
間違った処置をすると、
・シミが広がる
・色が抜ける
・生地を傷める
ことがあります。
特に
・油汚れ
・化粧品
・飲食のシミ
は専門の処理が必要です。
少しでも気になる場合は、無理をせず着物専門店やクリーニングに相談するのがおすすめです。
④ 長襦袢や小物も忘れずに

着物本体だけでなく、
・長襦袢
・帯
などもお手入れが必要です。
特に肌に直接触れる長襦袢は、汗や皮脂がついているため、しっかりケアしましょう。
帯も無意識に触ってしまったり、汚れが蓄積しやすいです。
クリーニングをしておくと、次回も気持ちよく着用できます。
⑤ 長期保管になる場合は迷わずクリーニングへ

次に着るシーンまで半年以上空く場合は迷わずクリーニングをおすすめいたします。
その理由は着た後クリーニングせず長期保管となってしまうと
・汚れがあった場合染み付いて落ちにくくなる
・カビの発生の可能性が格段に上がる
ためです。
⑥ 定期的なチェックも大切

着物は「しまいっぱなし」が一番よくありません。
年に1〜2回は風を通してあげることで、
・カビ防止
・状態確認
・虫食い防止
につながります。
特に季節の変わり目はおすすめです。
⑦ 迷ったらお気軽にご相談ください

「この汚れどうしたらいい?」
「保管方法が合っているか不安」
そんなときは、無理に自己判断せずぜひお気軽にご相談ください。
着物は正しくお手入れすることで、何十年も美しく着続けることができます。
まとめ
卒業式・入学式で着た着物は、
・帰宅後すぐにチェック
・陰干しをする
・汚れはプロに相談
・小物もお手入れ
・長期保管になる場合は迷わずクリーニングへ
この流れを意識することが大切です。
大切な節目で着た着物だからこそ、次の機会にも気持ちよく着られるように。
少しのひと手間で、その一着は長く愛用できます。
着物のある時間は、特別で温かいものです。
これからも、そんな時間のお手伝いができれば嬉しく思います。
お手入れや保管でお困りの際は、どうぞお気軽にご相談くださいませ。
きもののいわき
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