振袖の着崩れ、これで安心!簡単なお直し方法
成人式など、特別な日に着る振袖。せっかく着付けた美しい姿も、長時間着ていると少しづつ着崩れてしまうことがありますよね。でもご安心ください。ちょっとした工夫で、簡単に元に戻すことができます。
着崩れのお悩み別対処法
① 襟元がゆるんでしまったら
- 襟元をなでる: 襟元を優しくなで下ろし、たるんだ部分を帯の下にすべり込ませます。
- おはしょりを調整: それでも襟が浮いてくる場合は、おはしょりの衿先を持って下に引き、ゆるみをなくします。余ったおはしょりは中にたくし込んで整えましょう。
② 帯が下がってきたら
- 帯を持ち上げる: 一度帯をぐっと持ち上げ、元の位置に戻します。
- タオルやハンカチを活用: 胴回りの帯がゆるんでいると感じたら、背中側の帯の下に小さなタオルやハンカチを挟むと、しっかりと固定できます。帯揚げも緩んでいる可能性があるので、一緒にチェックしましょう。
③ 帯揚げが出てきた・外れてきたら
- 帯揚げを戻す: 帯揚げが出てきた場合は、片手で帯を浮かせて、間に帯揚げを差し込みます。
- 結び直す: 外れてしまった場合は、思い切って前の部分をほどき、一度結び直して帯と着物の間に差し込みましょう。
④ 上前の裾が下がってきたら
- おはしょりで調整: おはしょりの下に手を入れ、下がった方の裾を腰ひもに挟み込み、おはしょりを整えます。階段などで裾を踏んでしまったときも、この方法を試してみてください。
⑤ お尻まわりがたぶついたら
- 腰ひもに挟み込む: だぶついている部分を両手でなで上げ、たるんだ分をおはしょりの下の腰ひもに挟み込みましょう。座ったり立ったりする動きで特に起こりやすいので、こまめにチェックしましょう。
持ち歩くと便利なアイテム:タオルハンカチ
- 帯の固定: 帯が緩んできたときに、背中側の帯に挟むことで、しっかりと固定できます。
- 汚れ防止: 万が一、振袖に水などがかかってしまったときも、乾いたタオルで拭き取ればシミになりにくいです。
- 用途別で用意: 手を洗った時に拭く用と、着物のために別に用意しておくと安心です。