成人式で華やかに装うお振袖。「一生に一度しか着る機会がない」と思っている方も多いのではないでしょうか?実は、お振袖は成人式以外にもさまざまなシーンで活躍します。せっかくのお気に入りの一枚を、成人式だけで終わらせるのはもったいない!今回は、お振袖を活かせる場面をご紹介します。
結婚式のお呼ばれ
友人や親族の結婚式に参列する際、未婚女性の第一礼装である振袖は最適な装いです。特に、新郎新婦の近しい親族や友人として出席する場合、お振袖姿はとても華やかで喜ばれます。
お振袖を結婚式で着る際のポイント
- 重ね衿、帯締めや小物を落ち着いたトーンやデザインにまとめると、大人っぽい印象に。
- 披露宴などでの着用時間が長い場合は、事前に所作やマナーを見直しておきましょう、お振袖の汚れなどを予防しながら、快適に過ごせます。
華やかなお振袖姿は、式場でも写真映えするので、結婚式のお呼ばれではぜひ着用してみてください。会場を彩ること間違いなしです!
初詣・新年のご挨拶
年が明けて最初のイベントである初詣。新年のご挨拶を兼ねて、お振袖で神社へお参りするのも素敵です!
初詣での振袖コーデのポイント
- 防寒対策としてショールや和装ストッキングを使用。
- 雪が降る地域では、足袋の下にタイツを履くと暖かく快適。
- 履きなれた草履やブーツを選んで、歩きやすさを重視。
また、親戚への新年の挨拶回りにも振袖を着て行けば、晴れやかでおめでたい雰囲気を演出できます。
祝賀行事・パーティー
お振袖は正式な未婚女性の第一礼装なので、格式のあるパーティーや祝賀会でも活躍します。
お振袖が活躍するイベント例
- 卒業式・謝恩会
- 親族の金婚式や銀婚式
- 企業の記念式典やパーティー
こうした場面では、帯やヘアスタイルをアレンジして、大人っぽく着こなすのがおすすめです。
卒業式の袴スタイル
現在大学や短大、専門学校の卒業式では8割以上の学校でお振袖に袴を合わせるスタイルがメジャーになっています。袴とコーディネートすることで、また違った雰囲気でお振袖を楽しめます。また成人式と同じお振袖でも新たな魅力に気づくことも多いです。
卒業式でのお振袖×袴コーデのポイント
- お振袖の柄と袴の色のバランスを考えてコーディネート。
- お振袖と袴に合う半幅帯を選ぶことも大切なポイントです。
- ブーツと合わせるとモダンなスタイルに。
袴を合わせることで、より落ち着いた大人っぽい印象になり、卒業式らしい格式のあるスタイルが完成します。
まとめ
「成人式が終わったらもう着る機会がない」と思われがちなお振袖ですが、実はさまざまな場面で活躍できる装いです。結婚式やパーティー、卒業式など特別な彩りを加えたいときにぜひお振袖を活用してください。
お振袖を着る機会が増えると、和装の魅力をさらに深く楽しめるようになります。成人式後も、ぜひお振袖をたくさん着て、素敵な思い出を作ってくださいね!
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