振袖、帯小物選びの流れと今と昔。

こんにちは。きもののいわきです!

どんどん暖かくなっていきますね。

現在いわきには来年、または再来年に成人の集いをお迎えになるお嬢様とご家族様がお振袖を見にいらっしゃっております。

特に来年の方は、振袖へのイメージが具体的になってきているのではないでしょうか。

今日は、いわきでのお振袖選びの流れをお話したいと思います。

 

 

ご入店から

蔵造りの外観の店内へ入って頂くと、振袖や小物が目に入ります。

スタッフがその時のおすすめや新しい振袖を紹介するのにディスプレイしています。でもこれは、ほんの一部。階の振袖コーナーにはさらに大量に展示させて頂いております

まずは、お嬢様へ簡単なアンケートにお答え頂いております。

私達スタッフはその日初めてお嬢様にお会いすることがほとんどですので、少しでもお嬢様の好みや興味のある事を知ってより良い提案ができれば、と書いて頂いています。

 

 

お振袖の品揃えと選び方

そして特典の説明をさせて頂き、いよいよ2階へ。

皆さまの第一声は、「こんなにあるのー!」「選べない!」そうなんです。

いわきでは、常時300点の振袖をご用意しています。

実はこれはとても凄いことなんです!

私は今のお嬢様が羨ましいです。なぜなら私の振袖は遡ること30数年前、なんと5枚ほどの中から自分の振袖を選んだのですから。

しかも帯や小物を合わせた記憶もなく(恐らく、呉服屋さんにお任せでした)振袖のコーディネートをお手伝いさせて頂いてる現在、当時よくその中から決めたなぁと思います。しかし今でもとっても気にいってますよ。もう着れませんが、大事に保管している私の宝物です。

まずは希望に近い振袖をお顔に合わせてみましょう

そうすると自分の好みや似合うものが見つかりますよ!

話は戻りまして、まずはお振袖を選んでいきます。大半のお嬢様が「着物は七五三以来です」とおっしゃいます。

先ほど言ったように数多くのお振袖があり、そこから選ぶのは大変だと思われるかとしれませんが安心してください!

お似合いになる色や柄の雰囲気、柄の大きさやバランスなどを見ながらお嬢様、ご家族様とじっくり選んでいきます

選び方のポイントとしては

まずは好きな色のお振袖か、顔写りを合わせた色か、はたまた推しカラーのお振袖を選ぶのかどういう風にしたいかイメージしてみましょう!

例えば王道の赤で可愛くしたい、黒で個性的でかっこ良い感じで目立ちたい

白で上品な古典柄で清楚に仕上げたい、最新のデザインでよく見かけるくすみ系でコーディネートしたいなど、柄やコーディネートの好みで選ばれても良いですね!

 

 

お顔もとのコーディネート

次に半襟と重ね襟を選びます。見える面積は少しですが、これが侮れないんです。

お顔の近くにくる色なので大事なんですよ。

半襟は昔は無地の白の方がほとんどでした。今は刺繍やレース、色物など振袖の色とのバランスを見ながら決めていきます!

可愛らしくするならピンクの小花柄、個性的にするなら市松柄や黒地などがあります!

シンプルで上品にするならゴールドやシルバーの刺繍ものも。

重ね襟も選べる幅がとっても広いです!

ストーンやパールが付いたものやレースなどもあります。

上品にするならストーンなどが入っていない三重に見えるものなどがいいですね!

 

 

種類様々な帯

次に帯を合わせます。帯も実は大事で振袖と同様に数の多さに迷われますが、着物の雰囲気を生かす帯が必ず見つかりますよ。

帯も豪華なゴールドや優しい雰囲気のシルバー、かっこいい黒の帯もあります。

柄も花柄やシンプルなものなど様々

お振袖は前から見た姿ももちろんですが、後ろ姿もとっても大事なんです。

振袖の帯はお花のようにしたりや、リボンのように飾り結びをしますので後ろ姿の主役と言ってもいいでしょう!

帯も以前は今より短く、飾り結びも限られていました。

 

 

帯締めと帯揚げの今と昔

そして、帯揚げ、帯締め。これを選ぶのがまた楽しいんです。

デザインは、つまみ細工やトンボ玉がついた古典の物やパールなどの洋風な物。コーディネートは無限にあります

帯締めも昔は平紐で飾りがついていないものがほとんどで、選び方も重ね衿、帯締め、帯揚げ全て色を揃えたセットで販売されていました。

今は色の組み合わせも自由で、お嬢様がそれぞれ自分らしさを表現しているのだな、と思います。

帯揚げは振袖全体のバランスを見ながらお好きな色を入れると◎!

ちなみに振袖の柄に入った色を持ってきてあげると統一感のあるおしゃれな着姿になりますよ!

 

 

選べるって楽しい!

最後に中に着る長襦袢の色や草履バッグを合わせて、コーディネートの完成です。

最初は振袖の事がわからないと思いますが、あれこれ悩むのもまた振袖選びの醍醐味です。

お嬢様のチョイスも私達にとって本当に勉強になるんですよ。

まさかこの振袖にこの帯が合うとは!日々新しい発見をさせて頂いております。

振袖選びは本当に楽しいです!

お召しになるのはもちろんですが選んだ過程も含めてお嬢様、ご家族様の記憶に残ります。

 

 

まとめ

この記事を通して何となくイメージできた、という方がいらっしゃったら嬉しいです。

一度、お店に足を運んで試着して頂きたいと思います。スタッフ一同、心よりお待ちしております。

 

 

きもののいわき

 

 

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